ターミナル | ★AMI-go☆around★

ターミナル


観に行くつもりは無かったけどひょんなきっかけで観に行く事に。
鑑賞券付きでアンケートに答えれば1000円もらえるという。
ならば観に行くかということで。


トム・ハンクス演じるビクターは実直でユーモラスなキャラクター。
祖国が消滅し、出国ビザが下りなくなってしまったことで
NYのJFK空港を出られなくなってしまった。
父との約束を果たすために許可が出るまで空港に居座る事になる。

その過程が面白い。次になにをしでかすんだろうというワクワク感が常にあった。
人はこうして順応していくのかな~。
私も頑張ればこうして異国の地に放り出されたとしても大丈夫なんじゃないか??
と思ったけど総てはオハナシなんだよね…??
在り得ないことが在り得そうに思えてくる、そんなストーリーも
ラストが余りにドラマチックじゃなくて『アレ…??』と思った。

ビクターのラブストーリーなのかと思いきや、彼は恋の橋渡し役だった。
なんだかしっくりこない。
確かに彼女に出会わなければビクターがNYの地を踏む事は無かったんだけど。
ビクターの人柄や周辺人物の人情、ラストのサックスの音色は
じんとくるものがあったけど
大半は観る前に持っていた涙・涙なイメージとは違って笑えた。

キャサリン・ゼタ=ジョーンズがかわいかった。
トム・ハンクスの演じたキャラとは対照的ともいえるそのキャラクターは
映画の良いスパイスとも言えるんじゃないか。
私には絶対無いキャラだけどあぁなりたいとは思わない。